健康と美のための予防医学

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くすみ

くすみ

「くすみ」は、本来の肌の透明感、ツヤ、明るさなどが失われて、顔全体が本来の肌のトーンよりも暗く見えてしまう状態のことです。肌の新陳代謝が低下したことにより、角質層が厚くなり、透明感がなくなり肌の内側の血色が見えにくくなってしまっています。くすみがあると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。

 

肌の状態チェック

①肌の白さ、透明感が落ち、黒ずんで見える

②カサカサしている

③皮脂でベタベタしている

④シワが気になる

⑤シミ、そばかすが気になる

⑥目の周りのクマが目立つ

⑦毛穴の開きが気になる

当てはまる数が多いほど、肌は老化していて、くすみやすくなる可能性があります。

 

原因

くすみは、主に3つの原因が考えられます。

 

①血行不良

血行が悪いと、肌のすみずみまで栄養素が行き渡らず、皮膚の細胞が栄養不足になります。すると、ターンオーバーが遅れ、肌にツヤがなくなり血色も悪く、全体的に疲れた印象になってしまいます。

 

【血行不良によるくすみチェック】

目の下に青クマがある
顔全体の色が暗め
冷え性
寝不足、良質な睡眠がとれていない

 

【対処法】

・マッサージなどで血行促進

・睡眠、休息をたっぷりとる

・体を温める食事で血行促進

・適度な運動で血行促進

・ストレスを溜めない

・シャワーだけでなく入浴をする

 

②乾燥

乾燥した環境や、タオルでゴシゴシ強く拭いたりすると、肌表面の水分が少なくなり、ターンオーバーが早まってしまいます。すると、未熟な皮膚細胞が表面に出てきて、バリア機能が弱まり、はがれやすくなってしまいます。乾燥は、肌表面のきめ細かさが失われ、 肌が光をきれいに反射しなくなることでどんよりとした印象となってしまいます。くすみの他にも細かいシワの原因にもなります。

 

【乾燥によるくすみチェック】

カサカサしている

化粧ノリが悪く、透明感がない

毛穴が目立つ

 

【対処法】

・正しいスキンケアで保水&保湿

・肌を拭く時は擦らずに押し拭き

・肌に最適な湿度65〜75%を保つ

 

※湿度が50%以下になると、角質層の水分が蒸発しやすくなります。

 

③紫外線

紫外線はターンオーバーを遅らせたり、肌の中にメラニンという黒い色素を増加させます。 通常メラニンはターンオーバーによって自然と排出されるはずですが、過剰なメラニンの産生やターンオーバーの乱れによって肌にメラニンが残ってしまうことで、しみやくすみの原因となってしまいます。

 

【紫外線によるくすみチェック】

肌が茶黒っぽい
UVケアを怠っている
屋外で過ごすことが多い

美顔ローラーを頬骨に使用する

 

【対処法】

・日焼け止めを頻繁に塗る

・帽子をかぶる

・サングラスを着用する

・美顔ローラーを頬骨に使用しない

※美顔ローラーは、顔の下部のむくみには効果的ですが、皮膚の薄い頬骨に使用するとメラニンが活性化されるので注意しましょう。

 

また、紫外線は肌の土台となるコラーゲンの破壊もしてしまいます。肌のコラーゲンが少なくなると、シワやたるみなどを引き起こし、皮膚の表面に凹凸ができてしまうので気を付けましょう。紫外線は1年のうちでは春から初秋にかけて、1日のうちでは午前10時〜夕方4時頃が強いと言われています。夏は日焼け止めを塗っても汗で流れてしまうこともあるので、こまめに塗りましょう。また、つばの広い帽子をかぶると約20%、UVカット機能のついたサングラスの着用で約90%減少させることができると言われています。

 

 

次回は、「たるみ」です。

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