老化速度を遅らせよう!②
老化速度を遅らよう!②
長寿遺伝子
人間を含めたあらゆる生物が持っている「長寿(サーチュイン)遺伝子」というものがあります。これは、飢餓状態でも生物が生き延びるために必要不可欠なものです。しかし、誰もが持っているにも関わらず、ほとんどの人が働いていないと言われています。
【長寿遺伝子を目覚めさせる!】
「長寿遺伝子」を目覚めさせるには、飢餓状態にすることです。長寿遺伝子は、もともと飢餓対策のための遺伝子なので、カロリー制限などで軽い飢餓状態にすることでスイッチがオンになります。そのカロリー制限を手軽にできる方法として「腹八分目」です。腹八分目を止めると長寿遺伝子はすぐに働かなくなるため、継続することが大切です。しかし、食が細くなっている方のカロリー制限は危険ですので注意が必要です。
百寿者の生活習慣
百寿者とは、100歳以上長生きしている人のことです。百寿者の方の生活習慣をヒントにして、老化抑制と寿命延長を目指しましょう!
①定期的な運動習慣
有酸素運動と無酸素運動をバランス良く取り入れ、血流改善をしましょう。全身の血流が良くなると体も脳も活性化し、さらに血圧をコントロールすることにつながります。しかし、年齢や自分に合った運動をすることが大切です。頑張りすぎて逆に健康を損ねることにならないよう注意が必要です。
②ストレスと上手に付き合う
同じストレス状態にあっても、それほど悩まない人と深刻に悩んでしまう人がいます。自分の考え方次第で状況は変わります。相手を変えることは難しいので、まずは「自分が変わる」と思考を変えることでストレスとうまく付き合っていきましょう。
③人のつながりと笑いある生活
仕事をしている間は、他の人と会話をすることは珍しいことではないかもしれません。しかし、退職して現役を退いた場合、仕事以外の付き合いがない人はコミュニケーショが減ってしまいます。さらに家族との会話が少ない場合は、家にいてもコミュニケーションが少ないため、脳の老化を招き、認知症へつながる可能性があります。家族や友人との会話を大切に、笑いのある生活を送ることが大切です。
④好奇心を忘れない
好奇心を抱くことは、脳内物質の「ドーパミン」と関係します。快楽を感じたり物事を成し遂げる集中力を発揮させたりすることにもつながります。新しいことに挑戦することで意識的に段取りを考え、脳が活性化します。新しいことに挑戦するだけで脳が一生懸命働くことができます。自分が興味を持てるものがみつかるまで色々と挑戦してみましょう。
⑤目標を持って、学習慣を続ける
長い期間こなしている仕事は、だんだん脳が怠けて働かなくなります。能力を高めるために、仕事に少しでも関係あることを学び続けましょう。
老化速度を遅らせて、いつまでも若々しく元気に自分なりに充実した人生を送りましょう!
次回は、「ぎっくり腰」です。
閲覧ありがとうございました。